おっぱいフィギュアを作る。 2015年05月17日 フィギュア作成研究 トラックバック:0コメント:0

おっぱいフィギュア。

魅惑の言葉である。

ぜひ想像してもらいたい。
ある物語の中で、非常に魅力的な女性キャラクタがいて、
彼女には色々と素晴らしい点があり、その一つにおっぱいの魅力があるとする。
そんな彼女のフィギュアが発売されれば、おっぱいが気になるのは当然のことはあるまいか。

おっぱいフィギュアが欲しい。
いや、おっぱいに限らず、フィギュアが欲しい。
だけれど、フィギュア道は、実はイバラの道、すなわち危険な道なのである。

フィギュア道は『底なし沼』だと言われている。『地獄』だと言われている。
その理由は何か?
答えは単純である。

軽い気持ちでひとつ買うとする。買うと、意外と、素っ気ない感じがするのである。
あんなに強く欲望していたフィギュアなのに、買ってみるとただのプラスチックの塊。
そんな感じがする。
なんんか物足りなくなって、別のものを買う。
これもまた、80点は間違いないのだけれど、ちょっと不満である。

そして、次から次に買っていく。終わりなく、際限がない。
満足することがなく、ずぶずぶと沼に沈み込んでいくのだ。
そしてその沼は底なし沼であり、沈みこそすれ、浮かび上がることはないのだ。

⚫︎

今回の文章の結論を言おう。
フィギュアは、作るしかないのだ。自分で作るしかないのだ、フィギュアを。
他人の作るのは、いくら完璧で素晴らしくても、何かどこか物足りないのだ。
フィギュア道は、自分で自分の理想を自分で作ることでしかゴールできないのだ。

ということで、ダイソーで紙粘土を買ってきた。

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開封する。

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この、素っ気なさに不安を覚える。
そうだ。いつも創作のスタートは素っ気なく、不安ばかりだ。
絵を描こう、そう思った日に白紙を開いて、その白さが不安である。
あまりに白すぎ、自由すぎるのである。
初めて絵描きツールを起動させた時も同じだった。
真っ白い画面を前にして、何もできなかった。
何をしても全然ダメとしか思えなかったのである。(もちろん今もである)

しかし、とりあえず、何かを作ろう。
いきなり70点を目指さない。
初めは40点でいい。

40点狙いのスターフォックスの自機アーウィン。

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心が折れそうになった。
とにかく難しい。
紙粘土は割れていき、ふにゃふにゃし、指先はイメージ通り動かない。
小学生でももっと上手く作るのではないか。焦燥感に襲われることしきりである。

まあ、しかし、どんどんと行こう。
未知なる道を進む。ちっとも上手くいかない、そのリアリティを楽しもう。

うさぎ。
ちょっと安易な方向に逃げた。
まるっぽいパーツを組み合わせただけである。
まあ、どんどん行こう。

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帽子をかぶったドワーフ。
顔は難しい。凹凸による表現など今は不可能だ。
基本にして最大の課題にぶち当たったわけだが、まあ、どんどん行く。

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うさぎ、再び。
ちょっとスケールアップさせ、形状の安定化を図る。

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この時点で、ヘラのようなものを使うことを覚える。
人間の手ではできない細かい作業は、道具を使うべきだ。



ここで練習は終わりとする。
人間系フィギュアに挑戦する。

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序盤から不安でいっぱいである。
スケール感がおかしく、紙粘土が足りない予感がする。

おっぱいを成形する。
楽しい。不安はあるが、道無き道を進む。

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あっ。
わりといいのでは。
自分にとっての理想的な形状を探り出す。
不思議とエロい気分にはならない。
妙に哲学的なことを考えてしまう。

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なぜ、この膨らみに心が惹かれるのか。
なぜ、このパターン認識が存在するのか。
進化の過程で獲得した、特性。
なぜこのサイズ・形状なのか。

なぜなのか。
悩みながらこねていく。
道しるべはどこにもない。
森は深くなり、街はもう背後に遠く、光は見えない。
どこへ向かうのか。
どこへ行こうというのか。

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個人的に着衣フェチなので服を着せる。
胸開きセーターがシンプルで素人向きかと思う。

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あ。
いいんじゃない?

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これ、いい感じじゃないですか。

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まだ技術力は低いが、荒削りな才能を感じる。
(そういうことを自分で言ってはいけない)

でも、なんか、手前味噌だけど、わりと、いいのでは。

⚫︎

他の部位を作る分の紙粘土がなくなったので、次回へ続く。
(結局、材料の配分を間違えている)
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