断片 2013年10月31日 日記 トラックバック:0コメント:0

山登りをしていて 、いつの間にかとんでもない高度にいることに
ふと気付く。

落ちれば絶対に帰ってこれない岩の裂け目が足下にある。

一生安泰だと思っていた飼い猫が、とつぜん家を追い出されてしまい
とりあえず道端の草をかじってみている。

図書館に行き、適当に本を選んで適当に読む。
対面に座っているおじいさんは、分厚い辞典をめくっては
ノートに一生懸命書き込んでいる。
何もかもがくだらない、というような顔の少年が漫画を読んでいる。

僕は仕事がうまくいかなくて苦しんでいる。
借金が返せなくて破綻に怯えている。

ロケットの打ち上げを見たくて草むらに寝転んで待っている。
オネアミスの翼のワンシーンのように音が消え、
巨大なエネルギーが宇宙へ飛んでいく。
なぜか、
乗り遅れた、と感じている。

アフリカの小国の財務大臣の国庫の使い込みがばれる。
パーティー帰りのリムジンの中で、彼はそれに気付く。
でも彼は落ち着いている。ウイスキーを飲もうと思い、しかしやめる。
シャンパンのコルクを外す。緑色のグラスの表面に街のネオンが写りこむ。

美しい、と彼は言い、自分の破綻に一人乾杯する。

ここで目が覚めた。
忘れないうちにメモに書く。


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今見えている彼女は10年前の姿 2013年10月30日 日記 トラックバック:0コメント:0

0と1の間には無限の種類の数がひしめいている。
1の外側へわざわざ出向く必要はない。
世界の全てのバリエーションが1の内側に存在している。

世界とは何かと問われれば、それは0から1の間の何かです、と
いうのが答えである。
もっとダイナミックな大きさが欲しければ好きなだけ尺度をあげれば良い。

彼女は10光年向こうにいる、と言っても
彼女は10メートル向こうにいる、と言っても
まあ、あまり変わりはない。
(ただ、今見えている彼女は10年前の彼女である、というのは
少し面白い感じがする)



座禅。
論語。
デトックス。
禁欲。
断食。



ソリティ馬を進める。
下手に攻めずにソリティアをパーフェクトに仕上げることが
重要なのではないかと思う。
レースの勝ち負けより、馬の成長と健康を重視したい。
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ジョージ 2013年10月29日 日記 トラックバック:0コメント:0

ーー全世界全宇宙で大事なものはたったひとつしかない。
  それがなんだか知ってるか?

男は大袈裟に両手を天に掲げて言う。

ーーアルファベット4文字だ。
  たった4文字だけが大事なんだ、わかるか?

男は顔を歪めて吐き出すように言う。

ーーf,r,e,e
  フリーだけが大事なんだ、わかるか?



典型的なクレイジーな外国人。
それがその男の特徴である。
彼はiphone,android,windowsを見ると怒り狂う。
なんでそんなに怒るのかと不思議に思うくらいである。
親を殺されてもここまでは怒らないと思う。

linuxのカーネルをノートに写経したのが彼の小学3年の春だった。
なんてことはない。と彼は思った。そこには当たり前のことしか書いてなかった。
当たり前のことしかコンピューターは理解しない。
だからコンピューターを動かすには当たり前のことを書けばいい。

彼にとってコピーガードを外すのは簡単だった。
sonyもnintendoも彼の敵ではなかった。ただただ声色を変えて電話を取ればよかった。
コピーガード外しは彼の小遣い稼ぎにはなったが、彼を救いはしなかった。

金や名声や女は彼を救わなかった。
カロリー、アルコール、ドラッグ、インターネット、ロックンロールも。
彼を救うのは、freeだけであった。
とにかく全ての束縛から逃れてfreeになることを彼は希求した。



若かった彼はナイアガラの滝に身を投じる。
その瞬間を彼は今も覚えていると言う。
半分冗談で、しかし半分本気でカヌーから身を乗り出す。
びびってんのか?
と彼の頭のなかで声がする。
死ぬのが怖いのか?
お前は死の恐怖に束縛されてんのか?

お前は腰抜けなのか?

それが合図だった。
彼は濁流の中にもみくちゃにされた。
しばらく振り回された挙げ句、まるでブラックホールに吸い込まれるみたいに
谷底へ落下していった。

ーーそれはまさにフリーフォールでした。

と彼は言う。

まさにじゃなくて、本当にフリーフォールだろ。
と私は言い、彼はぺろりと舌を出す。


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普通日記 2013年10月28日 日記 トラックバック:0コメント:0

ブログは毎日更新することに意味があるのではないか、ということに今更気づかされたので
今日から毎日更新を心がけようと思います。

『カラマゾフの兄弟』を読み始めました。
読んでいるようで意外と読んでなかったドストエフスキーですが、
相変わらずのマジカルな文章でごちゃごちゃした物語をぐいぐいと脳みそに
ねじ込まれる感じが面白いです。
冒頭から、
『ごちゃごちゃしててすまない、しかし、このように書くには訳があって……ごちゃごちゃ』
みたいな。さすがです。

同時並行で大江健三郎さんの『水死』を読んでますが、
こちらも大江さんならではの反則技が散りばめられていて面白いです。
妄想日記小説をひたすらカッコイイ文体で書き続ける、みたいな。
物語よりも、その筆致が気持ちいいです。
アニメーターの描く線が、それ自体が物語から独立して気持ちいい、みたいな。

ゲームは『ソリティ馬』にはまってます。
シンプルなのに飽きない不思議な味付けです。


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今、ブログは手書きの時代に突入したりしなかったりしている。 2013年10月20日 ほぼユグ トラックバック:0コメント:0

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拍手ありがとうございます!

返信>キルラキル、なんか凄いですよね。
   仰る通り、理屈うんぬんではなく、なんか凄い感じです。

   「流子ちゃんは勝ってます!
    勝って、勝ってます!
    流子ちゃんは勝負に負けたかもしれませんが、友情で勝ってます!
    友情で勝ってるということは人生で勝ってるということです!」

   こういう台詞とか、凄いというより他ないと思います。   
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キルカキラレルカ 2013年10月13日 落書き トラックバック:0コメント:0

今日のキルラキル練習

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さすが今石監督×中島脚本。
面白過ぎる。



今週のいつ間にか交換日記

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こんな絵ばかりですが、交換日記友達募集中です。


拍手ありがとうございますー


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レッスン1。まずは模写してみましょう。 2013年10月05日 模写練習 トラックバック:0コメント:0

いつまでもレッスン1を繰り返すループ構造から脱出できない。

今日の模写練習
豊田徹也『珈琲時間』
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あらいけいいち『日常』他
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最近のいつの間にか交換日記

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まさに這い寄る混沌。



拍手ありがとうございます!
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