通常進行 2014年06月29日 ほぼユグ トラックバック:0コメント:0

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こういう普通の4コマ漫画を一生描いていきたい。



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こういうちょっと不健全な雰囲気な漫画も一生描いていきたい。



高校生とR-TYPE論

現代的な文学と古典文学に優劣はない。
むしろ古典の方が優れている——的なことは言わない方が良い。
色々と面倒な話になるからだ。

僕は1998年生まれの高校生であり、すなわちドリームキャストと同じ年に生まれた。
僕は9歳のときにゲームセンターで見た『虫姫さま』『ケツイ』『斑鳩』に強い衝撃を受けた。
任天堂的なゲームとは何かが違っていた。良いとか悪いとかはよくわからないが、
任天堂のゲームが正弦波的な滑らかな波長であるのに対して、
それらはとてもエッジが立っていてギザギザして歪んでいるように感じた。

『虫姫さま』を作っているゲームメーカーであるCAVEに興味が湧き、
CAVEゲームを一通り遊んでみたくなった。幸い、僕の近所には古いゲームが
残っているゲームセンターがあり、そこにちょくちょく通うようになった。

<CAVEについて>

『首領蜂』『怒首領蜂』『エスプレイド』『ぐわんげ』『ケツイ』『エスプガルーダ』『虫姫さま』
ここらへんの流れは池田恒基の黄金期に相当すると思われる。
『怒首領蜂』で9割完成したかに見えた池田恒基センスを分解・再構築・シンプル化・多様化させて
いき、弾幕系縦STGの未来を模索しつつもそれぞれの完成度が非常に高い。
ショットAボタンは常に押しっ放しで、硬い敵が出てきたらCボタンを押して自機のスピードを落として太いレーザーを当てる。当たり判定の小さな自機で弾と弾の隙間をくぐり抜ける。
序盤はヘリコプターのような小型機がふらふら飛んできて、そのうちにある程度硬い中型機がゆっくりと登場し、スピードの速い特攻機やわらわらと道路を横断する地上敵をなぎ倒し、大型機がドーンと出てきて、それを倒すと派手な爆発が起きて処理落ちが発生し、そこに畳み掛けるように早回しの小型機が大量に突っ込んできて敵の弾に囲まれてどうにもならなくなってきたころにもう一機のいた大型機が壊れて弾消しエフェクトが掛かり、敵の弾が点数アイテムに変わる。

この一連の快感サイクルをシンプルなループで構成されたテクノのように緩急付けて繰り返すのが池田恒基ゲームであり、一つの発明である。
しかし簡単に真似できるかといえばできず、伝統のタレのような独特なプレイ感はCAVEにしか作れない。

その後、CAVEは更にSTGの多様性を追求するべく、また製作ラインの増強をするべく、矢川忍をCAVEに招き入れている。
矢川忍は『サマーカーニバル92烈火』『バトルガレッガ』が代表作であり、独特な味の縦STGを作る人物である。『バトルガレッガ』は『怒首領蜂』より先んじてアーケードゲ—ムとして登場しており、弾幕縦STG時代の先陣を切った記念すべきゲームである。
ただ、『バトルガレッガ』は難しすぎる。初めに僕は弾がよく見えないという問題に悩まされた。
敵弾は針のように細く地味な色をしており、すーっと近づいてくる。そして、敵の破壊エフェクトが
独特であり、大量の破片を周囲に飛び散らす形をとるのだが、その破片と敵の弾が混在する。
慣れればわかるのだが、慣れるまで続けるのが難しい。そもそも難易度が高く、一面からして難しい。
2面は更に難しく、3面からはもう即死である。
ただ、これは僕が下手なだけだ。上手い人はバトルガレッガのシステムをよく理解して矢川忍の作り出した複雑で美しい世界を飛び回っている。
『サマーカーニバル92烈火』もまた難しい。バトルガレッガに繋がるようなフォーメーションチェンジやボムシステムが見受けられる。難易度はやたらめったら高く、心が折れた。大群で高速で動き回る敵と、大量で高速に殺しに掛かってくる敵弾。瞬殺。スプライトの点滅なのか自機が死んだのか、よくわからないまま、ただただ難しい、とつぶやくより他ない。

矢川忍がCAVEで作った『鋳薔薇』『むちむちポーク』などはやはり矢川忍的であり、CAVEらしいプレイ感ではない。これが良いか悪いかは置いておいて、CAVEゲーム=池田恒基ゲームではなくなった。
いや、そもそも、CAVE=池田恒基ではない。池田恒基らしさというのはCAVEのプロクラマ—、デザイナーの総力によって作られてる。けれども、やはり監督としての影響力、フィーリングには個性がある。

CAVEは横画面ゲームにも挑戦し、『プロギアの翼』、『デススマイルズ』、『赤い刀』などを出している。デススマイルズ、赤い刀は浅田誠ゲームといえる。池田恒基テイストを残しつつも間口が広いプレイ感がある。

2013年、CAVEはアーゲードゲーム、コンシューマゲーム事業から撤退している。

<トレジャーについて>

『斑鳩』はアーケードゲームとして2001年に登場している。
ドリームキャスト互換NAOMI基板の独特な美しいビジュアルと操作感がある。
初め、ちょっと入力遅延があるような気がしたが、同じ制作者のゲームである『哭牙』も同様な
感じだったので、これはそういう操作感なのだと思うに至る。
『斑鳩』はとにかく美しく、面白い。
白黒基調のビジュアルがそのままゲームシステムに直結している様子は感動的だ。
自機と同色の敵の弾を吸収でき、極太レーザーまでも吸収でき、それを『レイストーム』のような
レーザー(力の解放)に変換して敵にぶつけることができる。
最終ボスとはその能力を敵も持っており、吸収→解放合戦になり、とても盛り上がる。

ここで力尽きたので以下、概略。

・斑鳩はパズルゲーム。
・前身のレイディアントシルバーガンもパズルゲーム。
・トレジャーのゲームはパズルゲーム。
・アイレムのシューティングもパズルゲーム。
・R-TYPEについて。システム、世界観。
・バイドは純粋無垢な人工知能。
・制御不能になって捨てられたが、パワーアップして戻ってきたけど、
 もはやそれは人類にとって敵でしかなかった。
 その叙情感。
・なぜ、アイレムはそういうゲームを作ったのか。
・東亜プラン、コナミ、タイトー、とは少し立ち位置の違うゲームメーカーのアイレム。
・サンダーフォースはなぜすごいのか。
・なぜ、シューティングはストーリーが過剰なのか。
・破壊と爽快の裏側で鳴り響く音。
・日本と戦争の記憶。戦争の悲劇。
・バイドは自ら作り出した悪魔。
 自分で作った悪魔は自分で片付けなければならない。
・バイドは何の比喩なのか。
・アイレムが囚われていたもの。
・シューティングゲームの行く末。
・任天堂とイカTPS
・任天堂はストーリーをデチューンする。
・デチューンされた戦争。
・任天堂にとってのバイドとは何か。
・シドニアの騎士にとってのバイド、白羽衣つむぎ。
・バイドはどのように描かれたか。
・ゲームはバイドなのか。
・私たちはバイドである。
・R-TYPEは私たちの物語である。
・私たちはR-TYPEのことを考え続けなければならない。



<比喩:駄目な王様=現代的な私たち>

勇者によって魔王が駆逐されて世界に平和が戻って早70年。

人間は平和でのんびりとした豊かな暮らしを謳歌していたーーわけでは全然なかった。
魔王がいなくなった途端、喉元過ぎればなんとやらで人間が人間を支配し始める。
勇者の治めた国も例外ではない。初めは神聖な国扱いされていたが元はといえば
なんの産業もない田舎の小国であり、一通りの観光名所が消費されれば後は看板が残るだけだ。

勇者の孫娘たる私が国王の立場になった時、国はほとんど滅びていた。
私の父親はひどい駄目息子で、まあ、勇者を父親に持った平凡な男の末路を地で演じた。
口癖が「俺は勇者の子だぞ」であり、肥満した身体と肥大した自意識が彼を苦しめ続けた。

酒、女、グルメ、ギャンブル、破壊衝動。
勇者が亡くなって王になった彼はそれらの欲望を恥ずかしげも無くあらわにした。
だけれど、そんな放蕩は長続きしない。すぐに健康を害し、それによる欠落感を埋めるために
麻薬に手を出し、指数関数的に増える薬物投下量と放物線を描いて減少する彼の生命力がほぼ
縦軸線との角度と等しくなったとき、彼は死んだのである。

ーー駄目な王様は太らせるのが一番いい。早く死んでくれるからね。

私は色んな立場からこの国を見てきた。
勇者たる祖父を見て、その息子の父親を見た。
祖父を尊敬する人と、父親を軽蔑する人を見た。

父親が麻薬に溺れ、女に溺れ、食に溺れ、理性を失っていく様子は痛々しかった。
そこに寂しさが見え隠れしていたら、私は少し同情を覚えていたかもしれないが、
彼の放蕩と果てなき欲望は本物で私を女として性欲の対象として見ていたくらいだったから、
基本的には私は父親を嫌っていた。

そんな父親が死んで、国王になったのは私が15歳になったときのことだった。



拍手ありがとうございます!

拍手返信>お久しぶりです。シドニアいいですよね。
作者も言ってましたが、淡々としているところがいいです。
小林艦長のかっこよくも実際よくわからないところがまたいいですよね。
ぜひとも光合成していきたいところです。
3DCGのちょっと無機質な画面が格好良くて原作の雰囲気ぴったりで久々にはまったアニメです。

ドット絵みたいな絵は3DSで描いてます。
モノクロ+低解像度のおかげで逆に描きやすいですよ。
こんなにお気軽に絵が描けて、ネットに上げられるなんて良い時代になったものです。

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永遠に未完成だからこそ永遠に続く系 2014年06月15日 ほぼユグ トラックバック:0コメント:0

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シドニアの騎士のガウナを調べていたら
いつの間にか免疫システムのことを調べていた。
本当、どうかしている。
同化している。
(同化ネタは飯田和敏のパクリだった)


拍手ありがとうございました。

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シドニア夏祭り 2014年06月08日 ほぼユグ トラックバック:0コメント:1

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シドニアのことばかり考えている。
本当、どうかしてる。
同化してる。
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白羽衣つむぎのプラモデルは飾れない。 2014年06月07日 ほぼユグ トラックバック:0コメント:0

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色んな意味で白羽衣つむぎのプラモデルは飾れない。



拍手ありがとうございました!

拍手返信>セ、セクハラです!
     そういう不健全なこと、
     今日から、い、一ヶ月間禁止です!
     (突然、射精管理し始める)
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粛々と絵の練習 2014年06月01日 ほぼユグ トラックバック:0コメント:1

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かわいいなあ白羽衣つむぎ

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とりあえず量産型

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女子力を上げたいメイドさんなんて好きでも嫌いでもない

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コピーにいじめられる妄想1

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コピーにいじめられる妄想2

とりあえず粛々とした進行で。
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