普通日記 2015年05月31日 日記 トラックバック:0コメント:0

特に書くネタがなくても更新していくスタイルでいきたいと思います。

⚫︎

<近況>

・ingress熱がちょっと冷めた。
  →レベル上げがモチベーションの源だったので、ある程度レベルが上がってくると
   作業感が強くなってきます。
   周りのエージェントと連携を図って…というほどアクティブじゃありませんし、
   まあ、とりあえずここら辺で一旦休憩しておくかという感じです。

・AppleWatchを買った。
  →買うか買わないか迷っていましたが、常に頭の片隅に『欲しい感』があったので買いました。
   通知とアクティビティがメインなのでいい感じです。
   このAppleWatchに相応しいアプリケーションは何か、というのが他人事として考えるには面白い問題です。
   現時点でサードパーティー製作のアプリが色々ありますけれど、なかなか苦戦しているような雰囲気です。
   GTDはthingsのように残りタスクを表示して完了したら褒めてあげる、というのが一つの最適解でしょう。
   evernoteはノートの一部を見せてくれますが、今の段階の形では使い道があるか難しいところです。
   (evernoteのリマインダーとノートの関係をどう折り合いをつけていくかが一つの問題なような感じです)
   ゲーム系は今のところ、なかなか難しい感じです。
   放置系ゲーム(たまごっち、なめこ育成、クラッシュ オブ クランなど)が今のところは合致している感じですが、
   それ以外の既存のゲームは難しいようです。
   AppleWatchのキラーソフト的な存在となるには、おそらくはingressをAppleWatchに最適化したような
   拡張現実ゲームか、あるいはアクティビティをゲーム化したようなライフログゲームがいいのかなとか思います。
   後者の意味では任天堂のQOLゲームは面白いと思います。睡眠時間、睡眠クオリティでゲームするってのは面白いです。
   旧来型のタバコ臭いゲームセンターでゲームをしたり、睡眠時間を潰してMMOしたり、残虐的な物理演算のFPSをするよりずっと面白いと思います。

・ピアノを練習している。
  →世の中に色々な楽器があるけれど、どこでも入手できて、かつ、表現力のある楽器といえば
   ピアノではないかと思います。
   なので、ピアノがある程度弾けるようになりたい。
   ささっと久石譲やファミコンの音楽が弾けるようになりたい。
   ファミコン音楽がピアノでささっと弾けるスキルは今後重要なのではないか。
   妄想をちょっと書いてみる。




老人とファミリーコンピューター

私は全国各地の老人ホームを行脚して、ピアノ演奏で老人たちの心を癒すのが仕事だ。

1970〜1980年代生まれの彼・彼女らの心にダイレクトに響く音楽は何か?
それは『ファミコン』の音楽である。

ステージからは老人たちの顔が見える。
ファミコン世代と呼ばれる老人たち。
若いときはちょっとした会社の社長だったり、当時流行だったウェアラブルコンピュータ関係の仕事を
していたりしていたりした人たちも、今は皺だらけの、若干認知症の進んだ老人たちになっている。

大変な人生でしたね。
本当にお疲れ様でした。

今となっては恐ろしく古いあの時代に全盛期を生きたあなたたちも、
もう、今まさに、人生の終わりを迎えようとしているのです。

私はピアノを弾き始める。
フットペダルを踏み、ファミコン音源エフェクタをONにする。

ドラゴンクエストの『Love Song 探して』を演奏する。

この曲だけで殆どの老人たちの心を掴めることを私は知っている。
ファミコン音源のチープな音質を再現すればするほど、老人たちの涙腺が緩んでいくのだ。
低音域のリズムと高音域の泣きのメロディーが老人たちの青春時代を呼び覚ましていく。

無気力で車椅子に座っていて表情を失っている老人が、突然、目と口を大きく開き、次の瞬間には痙攣し、号泣する。
シワがれた細い悲鳴のような声を上げ、涙を流し始める。

ブラウン管のテレビ。
アンテナ線に噛ませたファミコンの出力ケーブル。
ふっかつのじゅもん。
畳の匂い。風鈴の音。夏休みに早起きしてノートを開いた。日本語になっていない、ひらがなの羅列。

すすり泣きが聞こえる。
老人たちの脳みその奥深くに眠っていた過去の記憶が単純な矩形波の上下によって鮮明に蘇る。
あの時代。あの懐かしい子供時代。あるいは大学時代。
音源はチープであればあるほど、当時の音像そのものであればあるほど、彼らはタイムスリップしていく。

続いて、
グラディウス
ゼルダの伝説
マリオブラザーズ
ファミコン版 ドラえもん
ファミコンウォーズ
ファイナルファンタジー
などを弾いていく。

知らない曲もあるかもしれないが、もはや老人たちはファミコン音源の響きだけで泣けるのだ。
ノイジーなリズムと伸びのある鋭い高音が脳みその深いところと共振する。

穏やかな顔で、あるいは、悲痛な顔で、老人たちは涙を流し続ける。

レクイエム。鎮魂歌。
いつもそんなイメージを思い浮かべる。
老人たちの魂が浄化され、穏やかな気持ちになり、救済されていく。

(中断)




・引き算が重要である。
  →色んな意味で引き算が重要だと思います。あれもこれもはできない。
   足し算は、ある意味、簡単で安易にできることです。
   AppleWatchでmicroSoftのexcelを移植しようと思えばできるでしょうが、あまり価値がありません。
   本当に重要なものだけを残す。本質は何かを常に問いかけたい。
  (こういう自己啓発本みたいな文章自体がいらない可能性が高い)

・相変わらず白羽衣つむぎさんが可愛いすぎる。

⚫︎

拍手ありがとうございます!
スポンサーサイト
関連記事

自撮練習の練習 2015年05月23日 落書き トラックバック:0コメント:0

150523yg1.jpg

自撮りしている写真はカメラ目線じゃないところが可愛いと思います。

150523nn.jpg

鏡に映す系。
関連記事

おっぱいフィギュアを作る。 2015年05月17日 フィギュア作成研究 トラックバック:0コメント:0

おっぱいフィギュア。

魅惑の言葉である。

ぜひ想像してもらいたい。
ある物語の中で、非常に魅力的な女性キャラクタがいて、
彼女には色々と素晴らしい点があり、その一つにおっぱいの魅力があるとする。
そんな彼女のフィギュアが発売されれば、おっぱいが気になるのは当然のことはあるまいか。

おっぱいフィギュアが欲しい。
いや、おっぱいに限らず、フィギュアが欲しい。
だけれど、フィギュア道は、実はイバラの道、すなわち危険な道なのである。

フィギュア道は『底なし沼』だと言われている。『地獄』だと言われている。
その理由は何か?
答えは単純である。

軽い気持ちでひとつ買うとする。買うと、意外と、素っ気ない感じがするのである。
あんなに強く欲望していたフィギュアなのに、買ってみるとただのプラスチックの塊。
そんな感じがする。
なんんか物足りなくなって、別のものを買う。
これもまた、80点は間違いないのだけれど、ちょっと不満である。

そして、次から次に買っていく。終わりなく、際限がない。
満足することがなく、ずぶずぶと沼に沈み込んでいくのだ。
そしてその沼は底なし沼であり、沈みこそすれ、浮かび上がることはないのだ。

⚫︎

今回の文章の結論を言おう。
フィギュアは、作るしかないのだ。自分で作るしかないのだ、フィギュアを。
他人の作るのは、いくら完璧で素晴らしくても、何かどこか物足りないのだ。
フィギュア道は、自分で自分の理想を自分で作ることでしかゴールできないのだ。

ということで、ダイソーで紙粘土を買ってきた。

zIMG_6897.jpg

開封する。

zIMG_6898.jpg

この、素っ気なさに不安を覚える。
そうだ。いつも創作のスタートは素っ気なく、不安ばかりだ。
絵を描こう、そう思った日に白紙を開いて、その白さが不安である。
あまりに白すぎ、自由すぎるのである。
初めて絵描きツールを起動させた時も同じだった。
真っ白い画面を前にして、何もできなかった。
何をしても全然ダメとしか思えなかったのである。(もちろん今もである)

しかし、とりあえず、何かを作ろう。
いきなり70点を目指さない。
初めは40点でいい。

40点狙いのスターフォックスの自機アーウィン。

zIMG_6899.jpg

心が折れそうになった。
とにかく難しい。
紙粘土は割れていき、ふにゃふにゃし、指先はイメージ通り動かない。
小学生でももっと上手く作るのではないか。焦燥感に襲われることしきりである。

まあ、しかし、どんどんと行こう。
未知なる道を進む。ちっとも上手くいかない、そのリアリティを楽しもう。

うさぎ。
ちょっと安易な方向に逃げた。
まるっぽいパーツを組み合わせただけである。
まあ、どんどん行こう。

zIMG_6900.jpg

帽子をかぶったドワーフ。
顔は難しい。凹凸による表現など今は不可能だ。
基本にして最大の課題にぶち当たったわけだが、まあ、どんどん行く。

zIMG_6901.jpg

うさぎ、再び。
ちょっとスケールアップさせ、形状の安定化を図る。

zIMG_6902.jpg

この時点で、ヘラのようなものを使うことを覚える。
人間の手ではできない細かい作業は、道具を使うべきだ。



ここで練習は終わりとする。
人間系フィギュアに挑戦する。

zIMG_6904.jpg

序盤から不安でいっぱいである。
スケール感がおかしく、紙粘土が足りない予感がする。

おっぱいを成形する。
楽しい。不安はあるが、道無き道を進む。

zIMG_6905.jpg

あっ。
わりといいのでは。
自分にとっての理想的な形状を探り出す。
不思議とエロい気分にはならない。
妙に哲学的なことを考えてしまう。

zIMG_6907.jpg

なぜ、この膨らみに心が惹かれるのか。
なぜ、このパターン認識が存在するのか。
進化の過程で獲得した、特性。
なぜこのサイズ・形状なのか。

なぜなのか。
悩みながらこねていく。
道しるべはどこにもない。
森は深くなり、街はもう背後に遠く、光は見えない。
どこへ向かうのか。
どこへ行こうというのか。

zIMG_6908.jpg

個人的に着衣フェチなので服を着せる。
胸開きセーターがシンプルで素人向きかと思う。

zIMG_6910.jpg

あ。
いいんじゃない?

zIMG_6909.jpg

これ、いい感じじゃないですか。

zIMG_6911.jpg

まだ技術力は低いが、荒削りな才能を感じる。
(そういうことを自分で言ってはいけない)

でも、なんか、手前味噌だけど、わりと、いいのでは。

⚫︎

他の部位を作る分の紙粘土がなくなったので、次回へ続く。
(結局、材料の配分を間違えている)

粛々と 2015年05月16日 落書き トラックバック:0コメント:0

150516a0.jpg

春なのでワンピース風セーラー服に衣装替えする。

⚫︎

家のメイドさんが『例の紐』のコスプレをしてきたので
「今更感半端ない。ていうか、ユグはだいたい流行のキャッチアップが遅い」
と言ったら無言の抗議としておっぱいで頭押さえつけの刑をしてきた、の図。

150516a.jpg

⚫︎
その他の落書き

150516s.jpg

別レイヤーで全裸の絵を描く、というテクニックを習得していきたい。

150516d.jpg

⚫︎
拍手ありがとうございます!

拍手コメ返信>そんな甘い言葉を掛けられると簡単にラブホに連れ込まれて
       薄い本みたいなことされてしまうんですけど私っ、の図。

150516yg1.jpg
関連記事

天龍・愛宕・高雄 練習 2015年05月06日 日記 トラックバック:0コメント:0

「天龍と愛宕と高雄は何も見なくても描けるんですよ」

と、言えるようになりたいので練習する。
(あ、この人っておっぱい好きなんだ、と思われてる)

150506te1.jpg

150506at.jpg

150506te2.jpg

天龍を描くとムラムラしてしょうがない。
つらい。
関連記事

クラウドアルパカの練習 2015年05月05日 落書き トラックバック:0コメント:0

150505.jpg

この、新しいツールを全然使いこなせない感が好きです。

⚫︎
拍手ありがとうございます!

拍手返信>そうやって褒め殺して私に薄い本を描かせようって魂胆ですね!?
     描いてもいいんですよ!? 3ページくらいの薄い本!
     (物理的に薄い)

     <追記>
     色塗り練習しましたので貼ります。
     (健全性をアピールしていくスタンス)
150506yg.jpg

関連記事

おしおき 2015年05月04日 落書き トラックバック:0コメント:0

150504a.jpg

自重したい。
関連記事

粛々と練習 2015年05月04日 落書き トラックバック:0コメント:0

150503a.jpg

変な練習ばかりしている感がある。
関連記事

アナログでごまかす 2015年05月04日 落書き トラックバック:0コメント:0

150502a.jpg


関連記事

久しぶりにアナログで練習 2015年05月03日 落書き トラックバック:0コメント:0

150501a.jpg

このスキャンの汚い感じが懐かしい。
関連記事

小説『アウトレイジ へうげもの』 2015年05月02日 日記 トラックバック:0コメント:0

気付けばヤクザになっていた。

喧嘩が強いわけでもない、不良だったわけでもない、ヤクザに憧れてたわけでもない。
ただ、勉強ができず、学校に馴染めなかったのだ。
学校に行かず、ゲーセンに通い、小銭欲しさに悪行に手を染めた。

初めは些細な悪事だった。子供のイタズラのような些細な盗み。
いつしかちょっとした犯罪レベルになっていき、そのあたりでチンピラに目をつけられた。
悪党から見れば小悪党は赤ん坊のようなものだ。
実際、当時俺はまだ15歳で子供そのものだった。
そして、そんな悪党に弱みを握られて脅され、手を汚し、少しずつ本物のヤクザになっていった。

⚫︎中略⚫︎

ヤクザは戦国武将のようなものだ。
この21世紀でも、appleWatchが店頭に並んでいるこんな御時世でも、時代錯誤の
戦国武将をやらかしている。組織の頂点には織田信長がおり、家臣がおり、家来がいる。
ヤクザの組織に入ったら最後、無事に抜け出ることはできない。
スジを通す、とは『首を差し出す』ということで、文字通り、死を意味することだってある。

⚫︎中略⚫︎

小林組と織田組との抗争。
それは血で血を洗うような非道い有様で、まるで北野映画のようだと俺は思った。

ーーすみません、私、下の階の部屋に住んでるものなんですけど。

と俺はインターホンに向かって言う。

ガチャ、と鍵が開き、岩のような顔をした如何にもヤクザという男が顔を見せる。

ーー5月度の防犯費を頂きにきたんですけど。

ヤクザの顔が歪み、バカやろう、帰れ、と低く凄んでくる。
ヤクザの黒いスーツから硝煙の匂いがする。

「なんだ? 誰だ?」

部屋の奥から声がした。小林組、若頭の遠藤だ。ビンゴ。
俺は岩のような顔のヤクザの股間と心臓に鉛玉を撃ち込んで、そのままドアチェーンを撃ち抜く。
サイレンサーは緩衝材のプチプチマットを踏みつぶしたような発砲音しかさせない。
後ろ手にドアを閉めて岩のようなヤクザを玄関脇に押しのける。

小林組若頭遠藤の隠れ家はまるで貧乏学生のアパートだ。
よく考えられている。まさかこんなところにこんな大物が隠れているとは誰も思うまい。

真っ赤な顔をした遠藤のピストルを遠藤の指ごと撃ち抜いて、部屋の対角にいた遠藤の女を
ヘッドショットする。白い壁紙が真っ赤に染まった。
一瞬で異形化した右腕に驚いている遠藤を床に組み伏してナイロンバンドで腕と脚を拘束する。

何事もスピード感が重要だ。遠藤の額にピストルの先端を突きつける。

ーー小林はどこにいる? 5秒以内に言え。

「広島。広島だ。殺すな。やめろ!」

遠藤の女が床に崩れ落ちた音がする。いい女も死ねば自然現象そのものだ。

「やめろ! なんでもする! 頼む!」

ふと、遠藤の後ろに目をやる。
遠藤の部屋は大きなベッドと大きなテレビと小さなテレビがあった。

小さなテレビは裸のブラウン管で、なぜか縦置きになっていた。
ブラウン管から伸びるコードは剥き出しの大判の基板に繋がっており、
その基板から伸びるコードはコントロールボックスに繋がっている。
コントロールボックスにはレバーがついており、3つのボタンが付いていた。

ーー遠藤。なんだ、あれは。

「な、なんのことだ? え、あ、あれか? あれはアーケード基板だ」

ーーなんの?

「怒首領蜂」

まじっすか。
俺は遠藤を蹴飛ばして、基板を見にいく。本物、初めて見たわ。

わりと整然とならんでいる大小それぞれのIC。
そして基板のど真ん中にATLUSって白抜きで書いてある。

ーーそうか。怒首領蜂はまだATLUSが販売だったのか。

基板をしげしげと眺める。
美しい。いや、これはこの基板に込められたデータと処理系を含んで感じる美しさだ。
怒首領蜂は美しい。年を取り、ますますそう感じられるようになった。
俺の青春時代は怒首領蜂と共にあったのだ。そういう偏向はもちろんあるかもしれないが、
怒首領蜂の凄さというのは俺はすごく特筆すべきレベルだと思う。

怒首領蜂の凄さをどう語るか、これは本当に難しい。
なぜならば前後の文脈が重要だからだ。ゲームの歴史の流れの中でこの名作が生まれた奇跡、
イノベーション、輝きがあり、それを抜きにしては魅力が語りきれないからだ。
ゲーム単品においても、もちろん素晴らしい点が多い。もちろん。
だけれど、例えば、『ゼビウス 3D/G』というゲームがあり、これは往年の伝説のゲームの
ゼビウスを正統進化させ、かつ、3D化させようとした力作である。音楽も非常にいいと思う。
だけれど、なかなか評価が難しいゲームである。ポリゴンという技術により3Dを表現する
足がかりで出来てきて、ナムコとしてもリッジレーサー、鉄拳などで自社基板を作っており、
先鋭的な表現、ゲーム体験の最先端に走ろうとしていたその最中、なんとかゼビウスを、という
社内の流れだったに違いないのだ。

1991年 ソルバルウ(基板:SYSTEM21)
1991年 スターブレード(基板:SYSTEM21)
1993年 リッジレーサー(基板:SYSTEM21)
1994年 鉄拳(基板:SYSTEM11)
1995年 鉄拳2(基板:SYSTEM11)
1996年 ソウルエッジ(基板:SYSTEM11)
1996年 ゼビウス3D/G (基板:SYSTEM11)

なんでSYSTEM21から11にスペックダウンしてるのか、というのが素直な印象なのだが、
そこには1994年に発売されるplayStationとの関連がある。当時のアーケードゲームは
スペック的に家庭用とかけ離れていた。化け物のようなスペックだった。
しかし、任天堂、セガという流れとは別に、あのソニーがゲーム業界に参入するという
大事件があり、それが1994年の話だったのだ。今から11年も昔の話。早いものですね。
playStationのスペックに合わせた基板がSYSTEM11だった。
アーケードゲームをスムーズに移植することがナムコは何よりも重要だと考えた。
今なら、iphoneに移植することを前提にゲームを作るような、そういう感じ。

でも、でもねえ、ゼビウス3D/Gは、どうだったのか。
音楽はいい感じだし、プレイしている感じは、正統進化だけれども、みたいな。
ポリゴンとスプライトのその差は、デジタル作画とアナログ作画の違いみたいな、
ちょっとした、あの、なんとも、表現しがたい、あの違和感、みたいな感じを思わせる。

チープな、というとちょっと角が立つけれど、なんか、如何ともしがたい、みたいな!

みたいな!

まあ、それはともかくである。
我らが怒首領蜂の話に戻る。

1997年 怒首領蜂 (CAVE自社基板)

この、CAVE自社基板っていう、カッコよさ。
ちなみにCAVEの設立は1994年。
1995年に首領蜂をリリースしている。
ついでなのでCAVEの歴史を抜粋してみよう。

1994年 CAVE設立。
1995年 首領蜂
1997年 怒首領蜂、峠MAX 最速ドリフトマスター
1998年 エスプレイド、弾銃フィーバロン
1999年 ぐわんげ
2001年 プロギアの嵐
2002年 怒首領蜂大往生
2003年 ケツイ、エスプガルーダ
2004年 虫姫さま
2005年 鋳薔薇
2006年 虫姫さま ふたり
2007年 むちむちポーク、デススマイルズ
2008年 怒首領蜂大復活
2009年 デススマイルズ2
2015年 ゴシックは魔法乙女

怒涛だわ。怒涛。とにかく、池田恒基さんが仕事しまくった感がある。
でも、改めてこうしてみてみると、別ラインの動きがあったんだなと思いますね。
基本として、池田さんは一年に一つの新製品、今の時代的には新規IPを作ろうとしていた
んだと思われます。でも、1998年のエスプレイドと弾銃フィーバロンは別ラインだったのかな
と思いますね。どちらのゲームも池田さんっぽい作りなのですけど。どうなんだろうか。

池田恒基さんを中心に追ってみますと、CAVE入社前は東亜プランだったというのは
有名なところであります。

池田恒基さん

1992年 東亜プランに入社
1993年 V・Ⅴ
1993年 BATSUGUN
東亜プラン倒産。以降、CAVEに移籍。

ちょっと待ってちょっと待って、って感じじゃないないですかこれ。
入社していきなりV・Vのプログラミングですよ。
ちなみにwikiでは池田恒基さんは1968年生まれということで、
24歳で東亜プラン入社、ですよ。25歳でV・V。27歳で怒首領蜂ですよ!

これ、ちょっと、これ、ちょっと、今更ですけど、これ、大文字で書いても
いいんじゃないですか?

27歳で怒首領蜂を作った。

はい。そういう文脈もまた必要なんじゃないかと。そして、その1年前位に
ゼビウス3D/Gが出てるという時代の空気ですよ。

ちなみに、

1993年 ガンスターヒーローズ
1996年 バトルガレッガ
1996年 スーパーマリオ64
1996年 レイストーム
1997年 怒首領蜂
1997年 Gダライアス
1998年 レイディアントシルバーガン
1998年 ゼルダの伝説 時のオカリナ

という他社動向も加味する必要はあると思います。
NINTENDO64が出て、レイストームが演出系STGを極めた中で、怒首領蜂か、という逆風。
それも加味しなければならないかと。
また、あの、当時、驚くべきグラフィック・ゲーム性のバトルガレッガの存在。
緻密、としか言いようがない。緻密すぎて、破綻してるみたいな! みたいな!
あっ、これ、みたいな!っていうの、西尾維新のネタのパクリかも、みたいな!

ちなみに、

1983年 ファミコン
1987年 PCエンジン
1988年 メガドライブ
1990年 スーパーファミコン
1993年 3DO(松下電器)
1994年 セガサターン
1994年 プレイステーション
1994年 PC-FX
1996年 NINTENDO64
1998年 ドリームキャスト
2000年 プレイステーション2
2001年 xbox
2001年 ゲームキューブ
2004年 ニンテンドーDS
2005年 xbox360
2006年 wii
2006年 プレイステーション3
2011年 ニンテンドー3DS
2012年 wiiU
2013年 プレイステーション4
2014年 xbox one

という背景の知識がある更に面白い。
1997年の怒首領蜂って、マリオ64とかドリームキャストと戦ってたんだ、みたいな。

1991年 ストリートファイター2
1993年 バーチャファイター
1994年 バーチャファイター2

世の中、格闘ゲームだらけ、みたいな世界でドロップされた怒首領蜂。
で、これがものすごく、いいんですよ、
CAVE自社開発の基板のキビキビした動き。処理落ち。いいんですよね。これ。
怒首領蜂、いいんですよ。もう、もう、本当、語り尽くせないくらい。

「……お前、興味あるんだな。やる。やるよ、その基板、コントロールボックス、やるよ。
 やるから、俺を殺すな。もう足を洗う。明日、日本を出るつもりだ」

ーーなん、だと?

「持っていけ。そのまま、そのままそいつを持っていけ。俺を逃せば、譲ってやる」

遠藤はそう言い、嬉しいような、悲しいような、怒っているような、
そんな表情を俺に見せた。

⚫︎

拍手ありがとうございました!
関連記事