朝から高濃度の不思議 2015年06月28日 今日のユグドラシルさん トラックバック:0コメント:0

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リズム天国+ 2015年06月23日 落書き トラックバック:0コメント:0

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任天堂の絶妙なセンスが炸裂していて面白すぎる。
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人妻風 2015年06月21日 今日のユグドラシルさん トラックバック:0コメント:0

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方向性を模索する 2015年06月17日 漫画 トラックバック:0コメント:0

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何も考えずに描いたパターン。
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アニマル プラネッツ 第14話 2015年06月14日 漫画 トラックバック:0コメント:0

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超ハードマニアックスSF漫画 アニマルプラネッツ 第14話更新しました。
(嘘しか書いてないブログランキング上位ランクインを目指す)

⚫︎
拍手ありがとうございます!

拍手返信>ビックウェーブに乗り損ねましたので描けませんでした。
     次の波には乗っていきたいと思います。
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OFF会レポート2015夏 2015年06月14日 文芸(長文) トラックバック:0コメント:0

ド田舎の新浜生まれ新浜育ちの僕が初めての東京駅のエネルギーにビビるのはネタとしてはベタ過ぎた。
しかも東京駅の大きさや複雑な構造や駅ナカにエネルギーを感じたのではなくて、そこに歩いている人間の多さ、美人女性の多さ、肌の露出の多さにビビっているのだから初心な大学生を絵に描いたようでベタ過ぎる。

じろじろキョロキョロするのは恥ずかしいということでiPhoneのgoogleマップを睨みつけながらプルプル震えながら歩いている、如何にもオタク系お上り純情学生さんが僕の実態であり、僕はとあるイラストブログの管理人で『使用後』と名乗っていて、向かっているところはとあるコミュニティーのOFF会会場だった。

そのコミュニティーは『みんなで画力アップを目指そうスレ』という名のイラスト初心者たちの集いであり、一つのスレッドにみんなで絵の練習経過をアップしていく形で進行していく類のものであり、初めは過疎っていたけれど常連さんや一見さんやめちゃくちゃ上手い人や荒らしなんかが出入りし始めたりして、ちょっとずつ流れができてきて変な結束感が生まれている。

イラスト初心者の集い、という名前なのにどう見てもpixivランカーみたいな人がいたり独特な作家性を発揮している人がいたり素敵すぎるイラストを毎回投下する人にはファンが発生したり、真性下手くそ絵描きの僕の肩身は非常に狭い。

僕だって真面目に画力アップを目指す絵描きの一人ではある。
初めは絵画教本通りに丸を書きまくったり、石膏デッサンをしてみたり、ポーズマニアックスをやってみたりした。
でも僕の描きたいのは漫画絵であって正直に言えば可愛い女の子であって全裸の中年おっさんのカッコイイポーズじゃなかった。
だから途中から版権絵をトレスしてみたりエロに走ったりして、でもやっぱり基礎力が無いから微妙に歪んでいて、いまいちだった。

そんな中で気付いたのは『絵の上手い人は星の数ほどいる』ということだ。
ちょっとすみません高校生ですけど参加させてください、とか言って、めちゃくちゃ上手い
感じのソリッドな感じの今風な絵が投下されたりするとなんか自分にガッカリする。

つーか、どこまで行っても東京駅。
そんな感じがする。

ネガティブな感情に襲われながら歩いていると、何度目かの逡巡に襲われる。
本当にこんな自分がOFF会に参加していいのか。こんなヒキコモリ大学生の僕が。
『あっ(察し)』
みたいなことになる未来しか想像できない。

⚫︎

OFF会会場は発音できないフランス語表記の店で、ビルの細い階段を上がって行くと入り口がある、おしゃれな感じの店で僕は場違いな感じを受ける。
ーー金山という名で予約をしていると聞いているんですが。
と美人な店員さんに伝えるとこちらですと案内される。
金山さんはゴールデンというハンドルネームで参加していてめちゃくちゃ絵が上手い人だ。
この人、どう見てもプロだろ、と思っていたら案の定プロになって、ちょっとマイナーな雑誌だけれど連載を持つようになっていた。
さすがに画力スレには参加しなくなったけれど、ブログは定期的に更新していて、魅力的な絵をアップしては話題になっている。

僕はゴールデンさんが初めてスレに参加する瞬間に立ち会っている。
僕の方が先輩で、でもそんなの勿論どうでもいいことなんだけど、なんとなく『にわかファン』とは違うんだという自分勝手な自負がある。
ゴールデンさんの絵がまとめサイトに転載されたり、この絵師の詳細教えて、とか言われていたり、書評サイトでレビューされていたり、わーきゃー言われていても、僕はそういうメディアの動きをちょっと冷めた目で見てたり、なんだか寂しいような苛立つような複雑な想いに駆られる。

こういう想いは勿論ウザいに決まっているし、僕は胸の中に締まっておくつもりだ。
でも、酒の勢いで告白してしまいそうな気がする。僕の方が誰よりも早くゴールデンさんを
知っていて、きっと誰よりも好きだし、僕はゴールデンさんのようになるのが目標なんだ、とか
気持ち悪いことを言ってしまいそうな気がする。

OFF会のメンバーは10人以上と聞いている。
ゴールデンさんの他にもボートさん、アールさん、陽炎さん、カステラさん、わさびさん、
田丸さん、大波さん、いや、名前を挙げていってもキリがない。
ゴールデンさん以外にもプロになった人がいるし、エロ方面で有名になった人もいて、かなりレベルが高い人が集まっているのが実際だ。
場違いだ。もう逃げ出したい。心臓の鼓動はMAXで、正直なところ目眩が始まっている。

おしゃれな仕切り戸を開くと、立食パーティーみたいな会場になっていて、
真ん中の大きなテーブルで20人近くの人たちが談笑している。
中学生みたいな人から渋い中年おっさんまで、勿論、全員初対面だ。
そして何より僕をビビらせたのは半分くらいが女性だったことだ。
如何にもオタクです、みたいな人がいなくて、僕は本当に帰りたくなる。

つんつん、と脇腹を突っつかれ、びっくりして横を見るとイケメン大学生みたいな
人がいて、人懐こい、モテそうな笑顔でーー参加してくれてありがとう、あなたの
ハンドルネームを教えてください、と言われる。
ーーあ、あの、使用後と言います。
ーーああ、あなたが使用後さんですか。どうも初めまして、ゴールデンです。
ーーあ、あ、初めまして、よろしくお願いします。
ーーどうぞ、真ん中の好きな席に座ってください。あと、5人くらい来るみたいだ。
ーーそ、そうですか。5人ですか。

めちゃくちゃぎこちない。そして恥ずかしい。ただただ恥ずかしい。
正直帰りたい。このレベル高い人が集まった合コンみたいな感じのところは僕に合わない。
渡された名札には『使用後』と書いてあり、僕はそれを胸に付ける。羞恥プレイだ。

僕はどんなキャラなんだ。
僕のネット人格はどんなだったか。
『使用後』を名乗り、数々の絵を描き、文章を書き、ブログを書いてきた。
それらは僕以外の人に僕をどう伝えてきたか。

『中途半端画力の厨二病っぽい、それでいてオリジナリティは特に無い、オタク』

OK。
まあ、そこだ。ある意味、ベタな、典型的なキャラクタが僕だ。
見た目もそんな感じだ。こんな感じの男があんな感じの絵を描いている。
なんか、リアリティーじゃないですか?
なんか、開き直る。
酒だ。酒をくれ。酒の勢いで俺はもう『使用後』を完璧に演じてみせる。

空いてる席に座ると隣が可愛い系の女の子で、白っぽいメイド服みたいなワンピースを
着ていて、あ、これがコスプレ? ゴスロリ? みたいな衝撃を受ける。
失礼ながら胸元の名札を見ると『弟切草』さんで、僕は2度目の衝撃に襲われる。

弟切草さんを、僕は勝手に男性だと思っていた。
弟切草さんはfateや月姫、いわゆるtype-moon系の美少女絵を描いていて、自画像も
美大生っぽい感じの男性だったから、僕はそれを真に受けて、男性なんだろうと思い込んでいた。
でも、まあ、確かに、絵のそこここに繊細さを感じることがあった。
女性のここにフェチを感じるんですよねー、みたいな絵も、スケベ心というより、
なんか、もっとリアルなフェチシズムを醸し出していた。それに、服装へのこだわり、
表面の絵面じゃなくて、心情的な描写の濃さ、そういうものは、確かに女性のものだった
のかもしれない。

ーー僕、弟切草さんは男性だと思ってました。ビビりました。

正直にそう言うと、弟切草さんは僕の名札を見て、『あっ(察し)』という顔をし、
ーーああ、使用後さんは、使用後さんって感じですね。
とちょっと低めの声で言った。
ーー弟切草さんの自画像って男性じゃないですか。だからてっきり・・・
ーー使用後さんの自画像は、あの、なんでしたっけ、髪の毛の長い・・・
ーー七瀬ですか?
ーーあ、そうそう、七瀬ちゃんなのかと思ってましたけど。
ーーそんなことないですよ。あの、毒男が自画像です。
ーーでも、ブログでは七瀬ちゃんに成りきってません?
  それと同じで、私もあの自画像にTSしてるわけです。
ーーああ。そういう・・・

ここで話が途切れる。
もしも僕がtype-moon作品に詳しければ、ここからそっちへ持っていけたかもしれない。
非常に悔やまれる。オタク失格だ。もう、type-moonは全然と言っていいほどわからない。
月姫のアルクは知っている。知っているだけだ。あの、適当なセーターとスカートが好きだ。
あと、カレーが好き? カレーが好きなのは、違うキャラだったかもしれない。
もう本当、僕は中途半端オタクだ。本当、薄っぺらい。

けれど、ここでtype-moon談義を始めてほしくない風にも感じられる。
目をぱちぱちさせてそわそわしていて、なんか、ちょっと拒絶されている感じを受ける。
僕は反対の隣の人に意識を向ける。

普通のさわやかな20代前半の社会人男性。
チノパンにカッターシャツで、これでジャケットを羽織ればフレッシュな営業マン風の。
名札を見ると『昆布出汁』さんだった。

お。
なるほどですよ。
あなたが昆布さんですか。なるほどなるほど・・・

昆布さんは僕と芸風が似ている。僕は勝手に昆布さんのことを同類だと認識している。
オタクだけれど、最近の流行にはちょっと疎く、type-moonを知らない系で、
どちらかといえばファミコンが好きで、エロに興味がありつつもエロが描けない系。
都会か田舎かといえば、田舎。
ガイナックスかジブリかといえば、ジブリ。
ソニーかセガかといえば、セガ。
同類の匂いがする。まあ、ほとんど勝手な妄想だが・・・

ーー昆布さん。昆布さん。はじめまして、使用後です。
ーーあっ。使用後さんですか。どうもどうも。昆布です。
ーー増田こうすけの描く、聖徳太子に似てるって言われません?
ーーえっ、そんなこと初めて言われましたよ!? ていうか似てます!?
ーーいえ、間違いました。増田こうすけに似てますね。
ーーそれはよく言われます。

よかった。
と、ここで全員が揃ったらしく、ゴールデンさんが下座に座る。
今のところ、会話が弾んでいる人たちと、そうでもない人たちが分布している。

OFF会って、こういうものなのか。
コミュニケーション能力の高い人が有利なんだろうな。

ーーはじめまして。幹事のゴールデンです。
  みなさん、どうも日本各地からお集まりいただいてありがとうございました。
  みなさん、それぞれ名札がついてますけど、本当にこう、ビックネームが集まったなと
  思います。インターネットですと、やっぱり、みなさんがよくわからないんですよね。
  そのわからなさがインターネットの良いところなんですけど、でも、こうして
  虚構と現実が繋がる感じ、こういうのも凄く面白いことです。
  みなさんの中にはインターネット人格で色んな性癖を殴り書いてる人が、私を含めて
  いますけれど、そこらへんの追求は今回はやめていただいて(笑)
  楽しく交流して繋がりを作っていければと思います。
  また、商談とか、カップル成立とかもどんどんやっていただければ(笑)
  本日はよろしく御願いいたします。

パチパチ。拍手が部屋に満ちる。

ーー早速ですね、乾杯の挨拶ですけど。
  この度、第1冊目の単行本を刊行されましたルンバさんに御願いしたいと思います。

パチパチパチ。ゴールデンさんの隣の座っていたスーツ姿の眼鏡美人が立ち上がる。
え? そうなの? ルンバさんって女性なの? おっさんじゃないの?
なんてことだよ! 世の中おかしいよ! もう、ルンバさんにセクハラコメントできないよ!

ーーあ、あの、はじめまして、ルンバという名前で参加してました者です。
  ちょっとですね、こういう場で話すの慣れてませんので、特に良いこと言えないんですが、
  私、あのスレッドはですね、ある意味、現代のトキワ荘なのかなと思ってます。
  トキワ荘ってのは、手塚治虫、藤子不二雄、赤塚不二夫とか日本の漫画界を盛り上げた
  巨匠たちが若いころ住んでまして、貧乏な時代にみんなで切磋琢磨して頑張ったところ
  なんですよ。まあ、ここにおられる若い方は知らないかたもいるかもしれませんが。
  とにかく、みんながお互いを意識しながら助け合いながら競争しながら、実力を高めて
  いく、そういうところが似ているかなと。
  顔の見えないインターネットもいいんですけど、さっきのゴールデンさんの話にも
  ありましたけど、今回はリアルな繋がりをちょっとですね、持っていただいて、
  貴重な体験をさせてもらいたいなと思います。
  すみません、話が長くなりました。
  それではお手元のお飲み物を持っていただいて。
  では、ここで皆様と出会えました幸運に感謝しまして、乾杯!

生ビールをぐぐっと飲む。あれ、これ美味しい。こんなの飲んだことない。
パチパチパチと拍手が鳴る中、ゴールデンさんが今回は2時間飲み放題であること、
食べ物はメニューから各自勝手に注文してほしいこと、2次会も用意してあることを
アナウンスする。

なんか、こう、しっかりしている。なんかのイベントみたいじゃないですか。
僕は弟切草さんにビールを注ぐ。
弟切草さんの薬指にはリングがはまっている。結婚しているのか。
ーー弟切草さんって結婚しているんですね。
ーーあ、そうです。ふふ。意外でした?
ーーあ、いえ、そんなことないんですけど・・・
  僕、アルクウェイドが好きですよ。
ーーアルクは私も好きです。使用後さんはアルクのどこが好きですか?
ーーどこが、ですか。性格と、おっぱいが好きですね。
ーーあはは。すみません。聞く前からわかってました。
  使用後さんはおっぱいが好きですからね。

恥ずかしいです。
初対面の女の人とそんなトークしたことない。

ーー使用後さんの彼女さんも巨乳なんですか?
ーーえ、いや、彼女はいませんので・・・
ーーあ、失礼いたしました。じゃあ、巨乳の彼女さんが欲しいですか?
ーーま、まあ・・・ でも、おっぱいだけで選ぶわけじゃないですよ。
ーーどんな女性が好きなんですか?
ーーや、やさしい感じの。
ーーふーん。この中で、どなたが好みですか?

弟切草さんが指をすっと振る。
会場には色んな女性がいて、なんか、目が泳ぐ。
どなたが、と言われても・・・

ーーわかりません。
ーーふふふ。なるほど。なるほど。

と、そこで後ろから白衣のコスプレをした女性が入ってきて、
赤ワインを弟切草さんに渡す。名札にはパステルと書いてある。
ああ、パステルさんも女性なのか。パステルさんの絵はポップでセンス良く、
まさしくパステルカラーみたいな可愛さがある。でも、基本、美少女しか
描かないから、なんとなく男性なんだろうなと思っていた。
弟切草さんとパステルさんには多くのファンがいて、ある意味花形の存在だった。

・・・本当、イメージは当てにならない。
弟切草さんとパステルさんがえー、とか、きゃーとか言い合っている。
初対面なのに同窓会みたいな雰囲気でガールズトークを始めている。
こうなると、もう、入っていけないよね。

僕は昆布さんにビールを注ぎ、注がれる。
ちょっと一緒に色んな人に注いできませんか、と誘い、二人でビール瓶を抱えて立ち上がる。

ゴールデンさんの周りには多くの人が集まっていたので、とりあえず目に付く人に注ぎ始める。
インターネットのイメージ通りの人もいるが、意外な感じの人もいる。
ヘビメタが好きなんですよ、という『かわうそ』さんはやっぱりそのまんまヘビメタぽかった。
動物の絵をひたすら書き続ける『動物』さんは真っ直ぐな目をした真面目そうな青年だった。

持参のタッパにチャーハンを詰めていた『わさび』さんにビールを注ぐ。
スレッドの中で一番初めにプロになったのがわさびさんだった。
僕の中で、わさびさんは特別な人の一人だ。僕があのスレッドに参加した理由がわさびさん
だった。わさびさんは卑怯な技を持っている。これは僕の個人的なイメージなのだけど、
わさびさんの描く線には魔法が掛かっている。どんなに適当に引いても、さっと引いても、
よれよれに引いても、自信なさげに引いても、味がある。
それは凄く魅力的な音の楽器に似ている。どう鳴っても、場の空気を持っていける。
そんな反則技の線を出版社が見逃すはずがなかった。

ーーはじめまして。使用後です。お世話になってます。
ーーあ、どうも。わさびです。おっぱい。
ーーおっぱいですか。おっぱい、いいですよね。
ーーおっぱいいいよね。
ーーちょっと、おっぱいについて話しをしませんか。
ーーいや、いい。おっぱいは、あるがままがいいんだよ。

ちょっと待って。これ、深いですよ。
深いおっぱい愛ですよ。
言葉を重ねることでおっぱいを表現できると思うことは傲慢なんですよ。

僕たちは、あるがまま、どんなおっぱいも愛するんだ。

よし。
OFF会に参加した甲斐があった。収穫があった。

ついでに、プロになるってどんな感じですか? と聞くと、
プロになってもあんまり気分とか変わんない、だって、結局、毎日漫画描いて
食べて寝てテレビ見てゲームして運動してって感じだしあんまり儲からないし、とのこと。

初期の電気グルーヴみたいな感じですか? と聞くと、
よくわかんないけどそんな感じ、とのこと。

よし。
もういい。もうわかった。何物にも代えがたい収穫があった。

⚫︎

飲んだり飲まされたりして酩酊状態。
田丸先生に僕は絡む。田丸先生のエロ漫画の中で、ショタがギャル2人に絞られるネタで、
ショタが「ほら、いいから足広げて、おしっこしろ。」みたいに、こう、持ち上げられて
おしっこさせられるシーンがあって、あれが、もう、自分内ベストシーンだった。
あのシーンだけで色んな性癖の扉が開かれて、イノベーションでした。
ーーめちゃくちゃ抜いた?
ーー抜いた抜いた。
ーーもっと抜いていいよ? ほら、白いのびゅーびゅー出して?
田丸先生にズボンの上からコスコスされて、正直、危なかった。
ーーまじで出そうだった?
ーーちょっと、本当、危ないんで。
ーーいいじゃん。ほら、ルンバ先生で見抜きして?
指差した先にはルンバ先生がいて、むちむちぱつんぱつんのスーツ姿で
知的メガネ美女で、本当、危なかった。

田丸先生は中性的な美少年で、渚カヲルみたいで、僕はホモの道に落ちそうになる。
いや、落ちたい。実は僕は潜在的にホモなんじゃないだろうか。
エロ漫画家は男になったり女になったりする。たぶん、女になってる率が高いはずだ。
だから、男心がよくわかる美少女になれる。

ルンバ先生はどうなんだろうか?
女性が男性向けエロ漫画を描くというのは、どういう感じなんだろうか?

ーーどう思います?
ーー何?
ーールンバ先生は、どんな気持ちでエロ漫画描いてるのか・・・
ーーどんな、か。使用後は少女漫画読んだことある?
ーーちょっとはあります。
ーーあれを描くとしたらどうする?
ーーうーん。周りの作品から浮かないように、空気を似せながら、こう、
  少女漫画家になりきって描くんじゃないかと。
ーーそれと同じことをルンバ先生はしてるじゃないかな?

複雑怪奇。
あと、エロすぎる。ルンバ先生という存在がエロすぎる。
逆に近づきにくい。近づきたいけど近づけない。

ーーこれ、筆下ろししてもらえば?
ーーちょっ

田丸先生にめっちゃ握られる。

ーーせっかくだから、エロ漫画家に、エロ漫画みたいなことしてもらえば?

僕はビールを飲み干す。ちょっと気持ち悪い。喉が渇いている。
僕は立ち上がる。会場全体が騒がし過ぎて耳が遠くなっている。

ルンバ先生がパスタを小皿に移している。

僕は深く息を吐きながら近づいていく。
クールになれ。
僕に失うものはない。

ルンバ先生の横に立つ。
同じくらいの身長。
女性にしては大柄。
いい匂いがする。

ーー挨拶遅れてすみません。使用後です。

ルンバ先生は、僕の方を見ない。
あれ、聞こえなかったのか、と思う。

ーー遅くないよ。

めっちゃ、甘い、ウェスパーボイスである。
そうか。遅くなかったのか。
僕はちょっとホッとし、次のセリフで戦慄する。

ーー・・・遅いんじゃなくて、遅過ぎなんだよ。使用後くん。

ーーえ?
ーーお仕置きしなきゃ、だね。

瞬間、何も聞こえなくなった。
そんな感じがした。耳が温かいもので包まれた。
耳を、舐められていた。

ーーなんで、一番初めに来てくれなかったの?
ーーえ、いや、だってルンバさんの周りにはいつも誰かがいまして・・・
ーーだめだよ? もっと、ぐいぐい来て?

ルンバさんはスーツの2番目のボタンを外す。
そこから、服の隙間から、胸の深い谷間が見える。
スーツの下には何も着ていない?

ーーずっと待ってたのに。ローションが乾いちゃいそう。

右手を掴まれ、その谷間に誘導される。
まじで、いいんですか、こんな、と戸惑っている内にぬるんと谷間の中へ入っていく。
そこはめちゃくちゃ熱くてヌルヌルしていて柔らかかった。

ーーこの中で、3回でも4回でも出して?
  ビュービューって出して?
  エロ漫画家のエロおっぱい谷間を使用後くんの白いのでいっぱいにして?

がっちり押さえられた指が激しく谷間を出たり入ったりして、
すっごくクチュクチュ鳴ってて、それだけでもう僕は頭が真っ白になる。
こんなことして他の人にバレてないんだろうか、とか思うけどもう身体に
力が入らない。

ーーそのあと、ラブホで朝まで寝ないで繋がりっぱなし。
  それが、お仕置き、だから。
  覚悟、して?

甘い匂いに包まれ、そこから先は覚えていない。

⚫︎

「みたいな」

那由他姉の熱演が終わる。

私とユグはぽかーんとした顔でこの酔狂女を見る。

「・・・何が、みたいな、なの?」
「だから、私の思うエロ漫画家のイメージだよ」
「もう、本当、前振り、長いっすよ。しかも、全然リアリティーないし」
「え? めっちゃリアルリアリティーだったよ。そのための前振りなんだよ」
「あ、あの」
「何? ユグ。 ユグは10文字しかしゃべっちゃだめだから。それが私ルール」
「本当、那由他姉様って、変」
「はい、だめー。10文字超過ー」
「なんなの、こいつ。本当、この女ウザいわ」
「愚妹もこれから先、10文字しかしゃべっちゃだめ。私ルール」
「ウザい」
「はいダメー。3文字しかしゃべってないからダメー。却下ー」
「なゆたあね うざいです」
「おおっ。ドラクエの復活の呪文みたいです!」
「こういうミラクルがいいよね」
「いいのか」
「ということで、よし。私、今日も全力で仕事した。充実してた。寝るわ」
「なんなの。本当、この人。こんな自由気ままが許されるのか?」
「この世界は私のものだから」
「本当、なんなのこの人」
「ユグは今夜は巫女装束着て。愚妹はバニーガールで」
「すごいですよね。ここまで人間は傲慢になれるんですね」
「私、怖いものないから。はやく着替えて。ほらほら」
「そんな変なコスプレ服がそこらへんにあってたまるか」
「あるよ。買ったから」
「買ったんだ? うわ。本当だ」
「永遠は、あるよ」
「那由他姉って、ちょっと古いよね。すごく懐かしい葉鍵系のネタとか、なんか」
「だよもん」
「お。来たよ来たよ。懐かしいところ来たよ」
「うぐぅ」
「普段、スプラトゥーンとか言ってるのに」
「もうだめ。眠たい。寝る。はやくはやく。はやく巫女巫女させて!」
「え? 私、バニーガールなんだけど」
「やっぱり愚妹も巫女装束着て。巫女巫女で寝るから」
「なんなの。本当、こんなの、こんな我侭許されるのか?」


ー つづく ー
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曖昧な指示に徹する 2015年06月13日 今日のユグドラシルさん トラックバック:0コメント:0

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とにかく日常的にグダグダしている
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生成されたエントリー:ブログの終点にて 2015年06月07日 文芸(長文) トラックバック:0コメント:0

ダンボール箱の隅から一枚のSDカードが出てきた。
おれはそれを拾い上げ、しげしげと見眺め、もしかしたら昔書いていたブログのデータが
入っているかもしれない、と考える。

定年退職して2日が経っていた。
地方の小さな加工メーカーを勤め上げ、技術部次長まで上がり、定年を迎えた。
過ぎてみれば、あっという間の人生だった。鏡に映っているのは白髪まじりの、
少しぽちゃっとしつつも深くシワの入った、老人顏の自分だった。
会社から持ち帰った箱には入社時から定年まで自分が携わった部品の一部が入っていた。
懐かしくもあり、夢の中の出来事だったような、ふわふわとした気持ちに襲われる。

おれの人生は静かな着地を迎えるだけとなっていた。
妻は10年前に亡くなっており、墓の中でおれを待っている。
子供は東京の方で家庭を築いていて、年に1回顔を見せては忙しそうにして帰っていく。

⚫︎

SDカードの中身は、やはり、自分のブログのバックアップだった。
そのブログは大学生のときから続けていたもので、結婚するちょっと前から更新しなくなった。
その後、運営していた無料ブログサービスの更新があったようで、知らないうちに
インターネットから全データが消えていた。

軽い昼ご飯を食べた後、昔の自分のブログを見ていた。
完全に中身を忘れている、ということはなかった。ああ、こんなことも書いていたな、
こんな絵を漫画を描いていたな。頭のどこかに少しでも残っていることに不思議さを感じた。

テクノロジーの進化はとどまることはなかったが、興味は衰えていく。
iPhoneが全盛期だったときでも、当時の老人たちには興味の外だった。
若者たちがロックだ、ヒップホップだ、と言っている時に、老人たちは演歌や民謡を歌っていた。
同じく、おれもまたどこかでテクノロジーの進化から自ら離れていき、
ある程度のところで『古き良き時代』のテクノロジーにとどまり続けた。

自分の文章、絵は青臭く、どれも借り物で、偽物に見えた。
あの本のあの考えと、その本のその文をくっつけて、あたかも自分が考えたかのようにして
書いている、とか、あの絵の構図を持ってきて、その絵のキャラクタを配置しただけの絵、
そういう裏側を今でも覚えていて、どうしょうもない、偽物たちだと感じる。
それでも、ただ書いて、こうやってブログに貼ることに罪があるわけではない。
若かったんだな。
今となってはただただそう思うだけだ。

⚫︎

毎日、訃報が届く。
子供の時、憧れだったクリエイターたちや、同年代の仲間たちの訃報が届く。
日本の映画、小説、音楽、漫画、アニメ、ゲーム、そういう文化の知っている名前が
少しずつ没していく。
ベルトコンベアは止まらず、あらゆる全てのものが古くなり、そして亡くなっていく。
自分もまた、いつの間にかベルトコンベアの終わりに辿り着いていた。

インターネットには情報が永遠に残る。

そういう言説もかつてはあったが、大袈裟だったとも思う。
夏目漱石の小説は永遠に残るが、その他大勢の小説は残らず消えていく。

インターネットには(本物の、価値のある)情報は永遠に残る。

そして、本物の、価値のある情報なら、インターネットじゃなくても残るのだ。

本物たちは亡霊のように現世に残り続け、永遠を手にいれる。
マリオブラザーズは未だに子供達に遊ばれているし、ビートルズは白黒の画面の中で歌い続ける。

⚫︎

自分のブログの中で、
「ずっと絵を描き続ける」
と書いていた。

そして、それ以降、絵は描かなくなった。
だいたいにして、そんなことを書くということは既に危機に瀕しているのだ。
本当にそんなことを思っているのなら、書く前に描いている。
自分の中で終わりが来たと思っている、予感があるから、そんなことを書くのだ。

俺たちはずっとロックし続ける。

と、ピークに達したロックミュージシャンは歌う。
そんなことを歌わなければならない、あるいは、そんな歌詞を歌うことに価値が
生まれるほどに、彼らのロックは危機を迎えているのだ。

絵を描く初期衝動はとっくの昔に消え去っている。
物語を作る動機もなくなり、欲望にかられることもなくなった。
全く新しい何かを見出すこともなくなり、興味が持てなくなった。

⚫︎

目が覚めた。
冷たい風が頬を撫でた。

寝息が聞こえる。まだユグが横で眠っていた。
私の右腕はユグの胸の中でしっかり固定されていた。
しがみついているようでもあり、逃がさないぞという意思があるようでもあった。
あまりにも肉体の距離が近すぎて私とユグの境界線はぼやけている。
それは気持ち良くもあり、怖くもある。
ユグに食べられてしまう、というイメージがどこかにある。

甘い生クリームがぱんぱんに詰まった薄皮シュークリームみたいなユグドラシルさん。
妄想の権化のような存在だが、実際のところ現実的な限界を超えることはない。
例えばドラえもんがいれば世界が変わると思っていても、実際には大して変わらないのと同じく。
のび太はどこまでいってものび太であり、勉強ができるようになるわけでも、ジャイアンに
いじめられなくなるわけでもなく、スネ夫のようにお金持ちになるわけでもない。
世界を救うような大冒険をして、大英雄になって王女にキスされても、のび太は元の世界に
帰れば「のび太! おつかい頼んだの忘れたの!?」と母親に叱られる。

夢の世界、物語の世界、現実の世界、物語の中の物語の世界、
どれが本物でどれが偽物ということはなく、脳みそは目の前の事象に取り組む。
問題を解決しようとし、更なる快楽を追求しようとする。

ユグが手が伸びて、私の胸を触る。
「おはようございます」
胸の先端をこりこりするので私は身体を縮めて逃げようとする。
「このあと、めちゃくちゃセックスした、です」
「しないっ」
「じゃあ、練習です。セックスの練習」
「ちょ」

⚫︎⚫︎

簡単に出来る! 結界強度の測定方法

従来、魔法は未知なるエネルギーとされてきた。
あるいは、怪しげなもの、ライトノベル的なもの、空想的なものとされてきた。

ところが2015年8月の魔法学会において新浜大学 岸教授の重大な発表を受け、
世界観が180°回転する羽目になったのは記憶に新しいところである。

岸教授は5価の魔法球を手に浮かべながら、このように発言した。

「魔法とは、要は、電圧差である」

⚫︎⚫︎

結界はありとあらゆるところに張られている。
地方自治体が展開しているものもあれば、個人的に趣味で張っているものもあり、
近年では植物たちも微細な(0.01価程度)結界を張っていることが知られている。

この結界強度の強さを調べる術は今までなかった。
何か衝撃を与えた場合に破壊することはあったが、目に見えず、測定もできないため
定量的に強度を表すことはできなかった。

しかし、今では岸教授の「魔法=電圧理論」により、簡単に測定することができる。

結界が破損する電圧差を調べるためのテスターと、電圧差を生じさせる電極があればよい。
結界はその表面において傷を自己治癒する機能を有している。
これは魔法的な不思議な力ではなく、電圧差による自然現象であることがわかっている。
(砂場で垂直に穴を掘れば、周りの砂が崩れ始めて穴が埋まっていくのに似ている)

結界の一次側と二次側にそれぞれ電極を取り付け、電圧差を生じさせていくと、
結界表面の構造が外気に流出し始め、ある時点で貫通が生じる。
その時の電圧差を結界強度として表すことができる。

0Vから5GVの間という比較的スケールの大きな電位差のいずれかに破壊点があり、
一般的には2GV以上あれば堅牢な結界として評価することができる。

⚫︎⚫︎

轟音と共に激しい振動があり、電車がホームに到着する。
色鮮やかなこの乗り物が僕にとっては魔法のような存在だった。
1分の狂いもなく運行され、日本中を血流のように流れ続けている。

そのエネルギーの塊の移動と、完璧なシステム体系。
これが魔法じゃなくてなんだというんだろう?

ベルの音がなり、短調のメロディーが流れる。
背後のホームに電車が到着し、大勢の人々が吐き出されてくる。
色々な匂いがする。僕があまりにもきょろきょろしているからか、
お父さんが僕の頭をわし掴みする。

電車に乗り込む。ふかふかのソファーに座る。
運行状況と広告が立体映像になって目の前に展開される。
新幹線のぞみの精巧なモデルは指でタップすることができ、
トイレやゴミ箱の場所、社内販売員の位置を教えてくれる。
拡張現実により、これから新浜駅を離れ、東京に向かうことを
脳みそに直接アナウンスしてくれる。

僕にとって魔法そのものでも、お父さんたちにとってはただの電圧差だ。
立体のように見えるだけの疑似視差信号であることをお父さんたちは知っている。
脳みそに直接アナウンスしているように感じるだけで、実際は視覚と聴覚に
絶妙なバランスで働きかけているだけだと知っている。

僕だって知っている。でも、これは魔法だと思う。
何もないところから火が放たれれば、それが隠し持っていたマッチを燃やしたものであっても、
魔法だと思う。種の有無はどうでもいいように思う。すごい! そう感じれば魔法だ。僕はそう思う。

⚫︎⚫︎⚫︎

ボールが来た。俺はそれを掴み、走った。高揚していた。

まさか、あいつが?
あのチビでメガネでのろまなあいつが?

ノーマークだった俺が実はキーマンだったって奴だ。わかるかい?
短い芝生のフィールドを全力で駆ける。
まだ朝露に濡れて青臭い匂いが充満している。脚に飛沫が当たるみたいだ。

背後からジョニー、マイク、ヘンスが鬼の顔をして迫ってくる。
俺はさらに前のめりになって地面を蹴りつける。

空気を切り裂いて、予感と喜びとアドレナリンで視界が真っ白に染まる。
全身全霊が弾丸みたいにぶっ飛んで、それでもまだまだスピードを上げられると感じる。
爆発的な歓声が地響きのように耳に届く。どうでもいい。ただただ走るだけだ。

ヒーローになる。
必然のヒーローだ。ジョニーの指先が俺の背中を擦り、ふくらはぎを引っ掻いた。
でも白い白線はもう目の前にあって、もう時間切れだ。タッチダウンだ。

そのまま地面にボールを叩きつけて、俺もボールのように地面を転がる。
ファッキン野郎とかなんとかボロクソに言われて耳をつんざくようなホイッスルが鳴る。

逆転勝ちだ。

まあ、そんなのどうでもいいや。俺は駆け寄ってきたチームメイトにもみくちゃにされながら
フィールドの真ん中に整列する。敵チームは半分泣いていて半分めちゃくちゃ怒っている。
まじぶっ殺すとか言ってる奴もいて審判に蹴りを入れられる。リーマンショック野郎、とか
いう奴もいて、それは俺の笑いのツボに入る。その日から俺のあだ名はリーマンになって、
学校のロッカーには『LEHMAN』とスプレーでデカデカと書かれることになる。

その後のパーティーも大変でいきなり監督からビールを頭の上から注がれる。
岩石みたいなチームリーダーのデイブからは変な飴を口に入れられて、なんだこれと言ったら、
何ってことないんだがあえて言えば『3mg』入ってる、とか言いやがって頭の中が爆発する。
めちゃくちゃ酒を飲んで備え付けのプールに放り投げられる。
メガネをぽいっと取られて柔らかで真っ白な太腿に挟まれる。
チアリーダーのジェシカがチーターみたいな目で俺を見る。
「あたし、今日の試合でもうすっごくムレムレになっちゃった」
「どこがムレムレになったんだ?」
「言わせないで。ここと、ここよ。もう限界」
ジェシカは薄い布をめくり上げる。ピンク色の肌がぬめっていた。
俺たち二人は会場から離れて人気のないバルコニーへ向かった。

⚫︎

年老いたから遊ばなくなるのではなく、遊ばないから年老いるのです。

⚫︎

SDカードをイジェクトする。

子供の時、2種類の大人がいると思った。
いつも、つまらなそうな顔をして、否定的なことや嫌味ばかり言う大人と、
まるで子供のように笑い面白がる大人の2種類だ。

後者のような大人になりたいと、もちろん、思った。
だけれど、結局、前者の大人になった。

年をとると、色々とわかってくる。
なによりも、諦めるようになる。

魔法は消え去り、理想は消え去り、高揚感は消え去る。
現実がわかる。オチがわかる。演技がわかり、あやつり人形の糸が見える。

ブログの更新を止めたのは、そんな気分からだった。
結局、ブログや創作は無意味な妄想や労力でしかない。
そんなものに時間を費やすより、しなければならない仕事がたくさんあった。
若さも失われ、体の不調も始まった。疲れは取れなくなり、欲望も自信もなくなった。
文句ばかりが出るようになり、若者たちの稚気にいらいらするようになり、
かといって自分自身ではなにもできずに、ずぶずぶと腐ることが多くなった。

SDカードをゴミ袋の中に放り込んだ。

ブログの終点をここに迎える。
人生の終点も。
ここから先はただ生きるだけになる。あとは誤差のようなものだ。
静かに生きる。余生を生きる。ベルトコンベアの終端はすぐそこだ。

⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎


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適当な落書きも載せていくスタイルです。
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